いくらなんでも

「さきに天国に行って様子をみてきますね。」 

・・・と花子が言ったから、帰ってくるのを待っていたのではありません。花子がそんなことを言うわけないし戻るはずもないけれど。9日の晩は、涙々でそれしか書けませんでした。


職場では気を張っていて泣くひまなどありません。けれども家に帰る道みち、花子と散歩したこの道・・・とか、調理した残り物や残飯を花子のお皿に入れる習慣があったので、片付けてしまった皿を探すんですよね。
犬小屋のなかで花子の鎖がガチャリと鳴ったような気がするんですよね。そのたびに、あ、もう居ないんだよと思うと同時に涙がこぼれて来るんです。


「忌引き」のあいだに、まど・みちおさんの詩集を開いてみました。


いくら なんでも

にんげんには
なく
わらう
うたう
はなす
いのる
ささやく
さけぶ
いう

などと つかいわけるのに

ただ
なく
だけでは
いくらなんでも わるいではないか

スズメや
セミや
ブタや
ウシや
カエルなんかに・・・

いくらなんでも





犬小屋の中から出てきたクリップには、歯型がついていました。
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天国は暑くもなく寒くもなくていいね, 花子 ?



花子を撮った写真は、たくさんありました。
いくらなんでも ・・・ですから、暫くしたら花子の思い出を書くことにしますね。
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by hanako_mama | 2011-01-15 10:55 | 花子 | Trackback
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