「マリアカラス」で命の洗濯?!
今日は、母の特養開催の「看取り介護説明会」に参加して ~その人らしい最期の居場所を共に考える~という話しを聞いてきました。(弟夫婦・妹と4人)
施設で最期を迎える高齢者が増えているそうですね。私たちが心に留めおきたい内容でした。会のあと、母の部屋に寄って、みんなで雑談するうち「おとうちゃん、どこにいんの?」と母‥。「天国にいて、おかあちゃんのこと見てるんだよぅ」。でも今喋ったこともベンジンみたいにすぐパーッと忘れちゃうんですけどね。看取りのとき、私たちは母になにをして上げればいいんだろう。そんなこと思いながら帰ってきました。
◇
亡くなった父は、けっこう新しモノ好きでした。なので今になってみると、次男の働くスペイン料理屋とか甥っ子のお店に連れて行きたかったなぁと思うんですけどね。今日もその話になりました。あんな料理を食べたら何て言うかねぇ、きっと喜んだよね~と。
二年前に、あるフレンチレストランから職場を移った甥っ子がいまして...。先日、弟の還暦祝いということで、その美味しい料理を頂いてきました。
せっかくなので、料理の簡単な説明と一緒に味わったWineなどをメモに残したいと思います。
弟の息子がスーシェフを務めるお店で、この目出度いおこぼれに与ることになったわけです(嬉)。
●アミューズ (料理の前に出される小さな料理=つき出しのようなもの)
左 レバーのムースをグージェール(パイ生地に粉チーズ練り込み)で包んだもの。
右 レーズンクルミパンをバターソテーしたものに、フォアグラのテリーヌを挟んだもの。
●前 菜
1. オマール海老のコンソメジュレ・カリフラワークリーム。 ↑
カリフラーのクリームの中に、ホタテとオマール海老・ウニが入っている。
キャビア・いくらをトッピング。
●魚 料 理 穴子のポワレ
ソース=昆布出汁をベースに引いた鳥のコンソメ+ 貝の出汁。
柚子の香りを足したnage(ナージュ)仕立て。
魚の下に、根セロリのピューレが敷いてある。
* Wine・・・ヒューゲル・リースリング
育てやすいそうだ ↓(写真=ネットから)
●メイン料理 マリアカラス.... 子羊肉のパイ包み
ソース=Perigueux(ペリグー),ポムピューレ(じゃが芋のピュレ)と一緒に食べる。
お皿にのった白くて丸いものです、可愛らしいですね。
あのマリアカラス(ソプラノ歌手)の好物だったことから命名されたとか。
・・・面白いですよね。
* Wine・・・エッシェ&バニエ・ミネルボア
●デザート1‥ アイスクリームが甘すぎず、ミントとの相性がピタリでした。 + 珈琲
デザート2‥ 食後酒(グラッパ)でクッキーを頂きました。 ↓
こんなお料理、生まれて初めてかも~とか云いつつ、美味しい料理に舌鼓をうつ。
命の洗濯ってこんなんやね~と感激した一夜でした。
あんなに小っちゃかった甥っ子くんがねぇ、父ちゃん(弟)も嬉しかったことでしょうね
今日のタイトル、なんじゃこりゃ?と思われた皆さん、そんなワケでございました
by hanako_mama
| 2016-11-26 22:43
| 家族・健康