私の音楽ともだち(下)


彼女たちは、毎年七夕のころ コンサートを開く。
初対面の頃、30才代だった保母さんたちは、よそ様の子供と自分の子供を育てながら、実にバイタリティあふれる迫力で歌い続けてきた。
やがて、コンサートには、「恩師」を励ましに駆けつける元・園児たちの姿が見られるようになり、そして、自分達の娘もサークルに入ってくるようになってきた。

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今年は、年明けから練習があるから宜しく~との連絡。
え?早いねー、いつもは3月末頃までに譜面が届いて、4月末あたりから音合わせしてるのに?! 今年は張りきって行くぞ~ってことだな! 
例年通りの練習予定と見当をつけて、のんびりかまえていた伴奏者は、指にCRC5-56を一吹き、ポキポキと指を鳴らして練習初日を待った。(心意気をこう表現したという事でご了解ねがいます。CRC556を指に吹きかける方はいらっしゃいません。念のため)

「あけましておめでとうございまーす!」まずは新年顔合わせのご挨拶。
「今夜は、のぶよ先生が他で演奏があるということで花子ママ先生(?)のピアノで、今年の候補曲を歌ってみましょう!」

・・・・この「**先生」という呼び方に当初はずいぶんと抵抗を感じたものだ。幾度となく○△さんーと呼んでほしいとお願いしたのだが、彼女たちにしてみればピアノを弾いてくれる「先生」なのだよ、と自分に言い聞かせることにした。


「今夜はどんな歌をうたうのかな?」と私。
去年の譜面を持参してください、と言うのでそれだけを持って来たのだった。
「いちおう、メインの曲で歌いたいのはコレとコレ。ほかに希望の曲はコレとソレ。これは難しいかも~編曲が○○さんので何度も転調しているのでねー。でも歌ってみたいんだよねー」とリーダーのUちゃん。

これまでに弾いたことのある曲もいくつかある。
ん?アメイジング・グレイス。これ何回転調してるの? まず♭四つから始まり、三つになり二つになり最後に♭ひとつ,つまりヘ長調で閉じている。譜面は歌譜のみ(伴奏譜面なし)である。皆が準備体操をしているあいだに、大急ぎでコードを付け転調の入り口を作る。

教育担当のTさんの掛け声で、発声練習開始。
♪マ・マ・マ・マ・マ~(音符を入力できないのがイマイチ残念^^)
「お腹をしっかり支えてェ、高い音になったら肩を楽にして~声を頭から抜けるようにィ」・・・のぶよ先生の代わりに一生懸命に引っ張っていく。

じゃ、そろそろ歌っていきますか。


千の風になって》作詞者不詳/ 新井満 日本語訳・作曲

私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません

千の風に 千の風になって
あの 大きな空を吹き渡っています


秋には光りになって 畑に降り注ぐ
冬はダイヤのように 燦めく雪になる

朝は鳥になって あなたを目覚めさす
夜は星になって あなたを見守る


私のお墓の前で泣かないで下さい
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を吹き渡っています

あの大きな空を吹き渡っています

********  **********


「去年の紅白でも歌われてましたよね!」とアルトのSさん。「この歌,素敵ですよねぇ。。」皆が顔を見合わせて頷いている。今年のコンサートでこの曲が採用されるだろうか・・・私的には好みだなぁ。

以前、新聞で読んだことがある。これは戦死した兵士を思い、母親がうたった反戦の詩である、と。母親の心でこの詩を読んだとき、涙があふれた・・・それも記憶の中に確かにのこっている。この詩の出所については諸説あったようだと聞く。全てを探ることは出来ないにしても、少しでも原作者に近づくことはできないものか・・・・。ブログを編集する中で、これは!?と思える文章に出会えた。新聞の記事とはいささか雰囲気は違っているが、底を流れるのは平和への願いだと感じた。歌をリンクできないので、こちらを紹介させていただくことにした。


かくして、彼女たちと私の「新年歌い初め」は、「あ~スッキリしたねぇ」の気分で終えたのであった。さて、次回からは厳しいレッスンが待っているのだ^^。お楽しみに!
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# by hanako_mama | 2007-01-25 09:51 | 「音楽」を楽しもう | Comments(13)

ちょっと おやすみ

今日は久しぶりに運動公園に出かけてみました。
ちょっと速めに歩いて15分そこそこ。
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日曜日なので、親子連れがキャッチボール。バドミントン。犬をブラッシングしたり、カメラを回したり。・・・・ あ~ぁ 今日 わたし お休み日。
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う~ん、ここで活躍していたなぁ。市内中学の駅伝大会・・・。800m走。うちの僕ちゃん。そうなんだ、ここで君の走る姿をみて、オトンは走りたいと思ったんだね きっと。
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携帯電話のカメラであちらこちらをパシャパシャ! 帰り道、ふっと振り向いたところに続く長い道。この景色・・・そうだ! 上海。あの蓮花南路の長ーいマラソン道路。今年は私も走ってみよう、和平飯店から静安寺までの健康マラソン。
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ついに、覚悟は決まったぞ!!知らず知らず、歩みが速くなっている。
そんな私を 冬の蕾たちが 笑って見ていた。

「意を決し 走る上海 花が咲く」

★なんじゃさんから、上海マラソン選手団へエールをいただきました。
ありがとうございます。
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# by hanako_mama | 2007-01-21 15:36 | 私の好きなもの | Trackback | Comments(24)

私の音楽ともだち (上)


私と音楽つながり・・・ここに登場するのは、子育てをしながら働き、音楽を心から愛する人達である。この部屋で、まっ先に紹介すべきは彼女たちだろう。「彼女たち」・・・都内で働く保育士さんだ。
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私と彼女たちの出会いには、もう一人の「彼女」がいる・・・。そこから書かなければ、話は始まらない。その彼女、橋本のぶよ というシンガーソングライターである。

彼女と私は《ポップコーン》というバンドでヴォーカル、キーボードを担当していた。遡ること三十年以上も昔のことだ。バンドでは、北海道の興部(オコッペ)から九州・熊本まで演奏旅行(というと聞こえは良いが)、俗に言う「どさ廻り」をやっていた・・・。それはさておいて下さいまし^^。

バンド解散後、彼女は歌手活動、私は主婦活動にとそれぞれの道を歩き始めたーー。

月日は流れながれて、長い転勤生活から解き放され、関東の地に戻った私に、彼女との再会が待っていた。
当時、というのは平成・・・えーと何年?長男が5年生の頃、そうそう今から15年前のことになる。当時、私は小学校のPTA役員を仰せつかっていた。文化部の行事で誰か呼んで講演でもしていただこうよ。誰が良い?あ、歌でかまわないなら<橋本のぶよ>って歌い手がいるよ~。そんな話しが運命の始まりである。

小学校の音楽室ミニコンサートで、私はたしか、彼女の歌う〝Let it be”に伴奏ピアノを弾いた(と記憶)。その年か翌年だかーに、彼女から「自分の指導するコーラスグループの伴奏者になってもらえまいか」と打診があった。
正直言って私には伴奏者になる自信は全くなかった。バンド解散から15年近く経っているのだ。結婚後、三人の息子達を育てながら、ピアノを弾く機会といえば保育園や小学校の保護者コーラスの伴奏ぐらいなもんである。

ためらいはあったけれども、伴奏好きの気質?も手伝って、ひとつの好機到来かも!と引き受けることにした。
PTA役員/ 経理事務員 /その他あれこれ(当時は入力のバイトも!)。当然、子育て・家事もしながらの「ピアノ弾きおばちゃん」になるのも面白いかもしれない・・・・。
あ、やっと「彼女たち」にここで会えた!(笑)

♪(下)に続く♪

 「過去と言う手鏡持って友が来る」

◎ なんじゃさんが、素敵な俳句をつけて下さいました。
ありがとうございます。
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# by hanako_mama | 2007-01-19 21:39 | 「音楽」を楽しもう | Trackback | Comments(20)