2009版 ときめくハート❤
ここのところ寒かったり暖かかったりする日が交互にやってきてましたね。一昨年の暮れの ときめくハート?以来の又またときめくハートとなりました。
ふつうの人でも体調管理が大変な時期です。ー にもかかわらず、己のトシも考えず欲張って仕事に精を出したおかげで、初めて救急車のお世話になる羽目に遭いました、トホホ・・・。
いつだかテレビで、75歳は人生の節目ということを云っていたが、でも50代も節目だよナァと最近感じることが多くなった。
職場の同年代の仲間も最近、ちょっとした段差で足の指を骨折したりということがあったし・・・。頭で考えたことを身体で上手く反応させる能力が劣ってきているのだ。それは、お顔にシワができたり二の腕がたるんで来たりと同じように、脳の働きが緩くなってきているということでしょう?
今となっては、「お肌」と「脳」の若さのどちらを選ぶ?と聞かれたら 即刻 「のう!」と答えるだろう。
今回の救急車騒動を書き残すことにしよう。
数日前の黄昏時のこと。
最寄の駅から電車に乗ったとたん、目のあたりがグラ~ンと揺れて・・・ なにやら人の声が聞こえてきた。「もしもーし!」 「大丈夫ですかー」 倒れている私にはその状況が呑み込めていない。でも、なぜモシモシと言っているの?大丈夫?って何がだろう・・・と、ゆっくり脳が動き始めたんですね。目を開くと、たくさんの顔が真上に見える。どうしたんだろう?
「ここはドコでしょうか?」 「松戸駅よー」 それを聞いて、ビックリ。だってまだ一駅しか乗っていないヨ、目的地から程遠いところで横たわっている場合じゃない。次に私が言ったのは 「あ、ワタシ大丈夫ですから。これから行くところがあるんです。」だったと思う。
「ナニを言ってんの!あなた頭を打っているんだよ、ハイ、動かないで!」 おじさんが怖い顔をして言っている。
乗車して数秒後に気を失って倒れた私は、隣の駅で電車を完全に停めてしまっていた。
女性の声がする「私たちが見える?」
男性が叫んでいる「駅員はいないのか!救急車を呼んでくれないか、誰か!」
駅員が駆けつけ 「目撃した方はいませんかー?」
この人が・・・と指された女性が説明している。私の脳はようやく只ならぬ状況になっていることを把握した。後頭部から背中にかけて鈍痛がする。いつの間にか、消防隊の人の手が私の頭を大切な宝物を抱くように包んでくれていた。夕刻の駅内の人だかりをかき分けながら、ホームの階段をタンカが昇る。乗務員室に横たえられると、忙しい窓口業務の中を駅員さんが代わるがわる顔を覗き込みにくる。「大丈夫ですか?救急車を呼んであるからね。」
救急隊が到着すると、「この方、名前は 花子さん、年齢@才。意識はあります。」 と言った後、「あの~引継ぎですけど、この方、忘年会があって待ち合わせをしていて相手の方に連絡とりたいそうですよ。」
乗客のどなたかに、私が何度も訴えていたのかも知れない。
救急車の中では、体温、血圧、脈拍と測定しながら、住所氏名年齢などを次々に聞いてくる。「首を縦にふってはいけませんよ。はい、でも ウンでもいいから声で答えてね~」 これは病院でも言われたが、なかなか難しいのだ。どうしてもコックリしてしまう。
そのうち、無線で連絡する声が聞こえてきた。
「患者さん レベル5クリアしてます、安全です!」
コートのポケットで携帯がブル~ブル~と消音モードで鳴り続けている。こんな時に限ってメールや着信が重なってくる。ご家族の方に連絡・・・救急隊員からシェフに連絡をとってもらう。
電話をかけてもOKとの許可をもらって、救急車の中から目的地で待つ友人に電話をかける。
「着いたの?え、どこから掛けてるの?」
救急車の中から電話を受けたのは初めてよ、翌日、友人が笑ってくれた。
今、私の心臓にはホルター心電図が貼り付けてある。今日から明日まで24時間装着して心電図をとる。
今週は、脳のMRIや脳波測定も入ることになった。ま・・これくらいの記憶を書き込めるなら脳には異常がないんじゃないかなと、お気楽な花子ママは思っているのですが。おととしの暮れに同じ状況で倒れているので、原因は探らなければまずいでしょう。
あの電車に偶々乗り合わせた乗客の方々が、貴重な時間と誠意を私に下さったことを、この先も忘れてはならない、と肝に銘じている。
「気を失っている見知らぬオバサンを助けて下さって、ほんとうに有難うございました!」
このブログを通してお礼の言葉を申し上げたい。
ふつうの人でも体調管理が大変な時期です。ー にもかかわらず、己のトシも考えず欲張って仕事に精を出したおかげで、初めて救急車のお世話になる羽目に遭いました、トホホ・・・。
いつだかテレビで、75歳は人生の節目ということを云っていたが、でも50代も節目だよナァと最近感じることが多くなった。
職場の同年代の仲間も最近、ちょっとした段差で足の指を骨折したりということがあったし・・・。頭で考えたことを身体で上手く反応させる能力が劣ってきているのだ。それは、お顔にシワができたり二の腕がたるんで来たりと同じように、脳の働きが緩くなってきているということでしょう?
今となっては、「お肌」と「脳」の若さのどちらを選ぶ?と聞かれたら 即刻 「のう!」と答えるだろう。
今回の救急車騒動を書き残すことにしよう。
数日前の黄昏時のこと。
最寄の駅から電車に乗ったとたん、目のあたりがグラ~ンと揺れて・・・ なにやら人の声が聞こえてきた。「もしもーし!」 「大丈夫ですかー」 倒れている私にはその状況が呑み込めていない。でも、なぜモシモシと言っているの?大丈夫?って何がだろう・・・と、ゆっくり脳が動き始めたんですね。目を開くと、たくさんの顔が真上に見える。どうしたんだろう?
「ここはドコでしょうか?」 「松戸駅よー」 それを聞いて、ビックリ。だってまだ一駅しか乗っていないヨ、目的地から程遠いところで横たわっている場合じゃない。次に私が言ったのは 「あ、ワタシ大丈夫ですから。これから行くところがあるんです。」だったと思う。
「ナニを言ってんの!あなた頭を打っているんだよ、ハイ、動かないで!」 おじさんが怖い顔をして言っている。
乗車して数秒後に気を失って倒れた私は、隣の駅で電車を完全に停めてしまっていた。
女性の声がする「私たちが見える?」
男性が叫んでいる「駅員はいないのか!救急車を呼んでくれないか、誰か!」
駅員が駆けつけ 「目撃した方はいませんかー?」
この人が・・・と指された女性が説明している。私の脳はようやく只ならぬ状況になっていることを把握した。後頭部から背中にかけて鈍痛がする。いつの間にか、消防隊の人の手が私の頭を大切な宝物を抱くように包んでくれていた。夕刻の駅内の人だかりをかき分けながら、ホームの階段をタンカが昇る。乗務員室に横たえられると、忙しい窓口業務の中を駅員さんが代わるがわる顔を覗き込みにくる。「大丈夫ですか?救急車を呼んであるからね。」
救急隊が到着すると、「この方、名前は 花子さん、年齢@才。意識はあります。」 と言った後、「あの~引継ぎですけど、この方、忘年会があって待ち合わせをしていて相手の方に連絡とりたいそうですよ。」
乗客のどなたかに、私が何度も訴えていたのかも知れない。
救急車の中では、体温、血圧、脈拍と測定しながら、住所氏名年齢などを次々に聞いてくる。「首を縦にふってはいけませんよ。はい、でも ウンでもいいから声で答えてね~」 これは病院でも言われたが、なかなか難しいのだ。どうしてもコックリしてしまう。
そのうち、無線で連絡する声が聞こえてきた。
「患者さん レベル5クリアしてます、安全です!」
コートのポケットで携帯がブル~ブル~と消音モードで鳴り続けている。こんな時に限ってメールや着信が重なってくる。ご家族の方に連絡・・・救急隊員からシェフに連絡をとってもらう。
電話をかけてもOKとの許可をもらって、救急車の中から目的地で待つ友人に電話をかける。
「着いたの?え、どこから掛けてるの?」
救急車の中から電話を受けたのは初めてよ、翌日、友人が笑ってくれた。
今、私の心臓にはホルター心電図が貼り付けてある。今日から明日まで24時間装着して心電図をとる。
今週は、脳のMRIや脳波測定も入ることになった。ま・・これくらいの記憶を書き込めるなら脳には異常がないんじゃないかなと、お気楽な花子ママは思っているのですが。おととしの暮れに同じ状況で倒れているので、原因は探らなければまずいでしょう。
あの電車に偶々乗り合わせた乗客の方々が、貴重な時間と誠意を私に下さったことを、この先も忘れてはならない、と肝に銘じている。
「気を失っている見知らぬオバサンを助けて下さって、ほんとうに有難うございました!」
このブログを通してお礼の言葉を申し上げたい。
by hanako_mama
| 2009-12-06 17:48
| 家族・健康