12月日記 半ば過ぎ。
今日は、シェフが母の元に帰って行きました。週の七日間を三人の息子が交代で泊まって翌朝出勤・・・このパタンが四ヶ月ほど続いています。精神的にかなりタフなシェフも、フーッとため息をつくことが多くなりました。
昼間、新しいノートパソコンにSKYPE(スカイプ)をダウンロード。知り合いをコンタクトに加えたりマイクテストをしたり、1階と2階で二人で遊びました^^
スカイプお使いの方、スカイプデビューのシェフを宜しくネ!
12・15 火
今夜は、職場の忘年会。少し早めにでて来年正月の野村狂言座のチケットを買い求める。記録していったコード番号が違ったらしく検索に手間どってしまった。日時は記憶していたのに公演の場所名をすっかり忘れている。9月頃探したものだったからな。トシだな~。オネエさんが何とか探し出してくれてチケットゲット! シェフにも狂言を見せてあげれる、嬉しい。
忘年会は松戸駅近くの中国料理店だった。
日本人経営のお店だという。菜单(メニュー)は日本の漢字が当ててあった。店名は竹琳(tsu-rin)。店員さんが、北京の発音を日本的にローマ字で書いてありますと答えてくれた。(ピン音はzhu2lin2)。中国では貝多芬( bei4 duo1 fen1) →ベートーベンと表記したり、日本の商品名をチョットだけ変えて使うのが得意だが、その逆パタンだな。お洒落したいのかな・・・面白いと思った。
酒宴は社長のポケットマネーでしたか?美味しうございました、ご馳走さまでした。今度、シェフを連れて行ってみよう。
12・16 水
シェフ、早朝から新潟に行く。
義母の妹が長く体調不良を訴えていたのが、膵臓ガンと判明。本日手術につき義母代理で立ち会いに出向いた。
晩の遅くない時刻にメールが入る 「上野着」。
意外に早く帰ってきたんだ、鰤とカブの煮付けを朝作っておいて良かった。手術の経過は思わしくないと言う。聞いた途端、Kおばさんの旦那さんと義母の顔を思い浮かべる。義母にとっては一番仲の良い妹だったから、辛い現実と向きあうことになる。自分の髪の毛もすっかり抜け落ちてガッカリしているのに、妹まで癌になって切ないね・・・。
今日、金沢の真理子さんと久しぶりに電話でおしゃべりする。
彼女の夫君は昨年春、脳梗塞で左半身がきかなくなった。私が金沢を訪ねた2月末のときは、電話口で声が聞けたのだからその後すぐに倒れたのだ。以来、子供夢フォーラムの活動を続けながら、娘さん二人の支援も得てご主人の介護にあたってきた。ショートステイ、デイサービス等々を使いながら必死に生きている。あんなに本好きだったご主人は、本を持つことも読むことも出来なくなった。時計を見ても何時なのか理解できないという。シェフの釣りのお師匠さんだった彼が・・・。
私が電車の中で倒れた話しをすると、彼女も多忙を極める生活の中で発熱したことなどを手短かに話してくれた。そして、こう言った。
「一日の時間の配分はどうや?二胡を習い始めた・・・アラ、そうなんだ。で、二胡の時間をとるのに何を削ったの?クリスマスコンサート(ピアノ伴奏)が終わったら次には何が待っているの? ご飯を作るのは誰や?全部あなたがするんでしょう?物理的に無理なんや・・・。身体はいくつものモノをこなせなくなったと言っているのよ。」 穏やかに諭されてしまった。
「マリコさんが倒れないようにしないとね。」
という私に「お互いさまでしょう、倒れるときは倒れるんや。でもよくよく考えなきゃいけない時が来てるってことやね。何を選ぶかってね。」 修羅場を乗りこえてきた彼女らしい一言に心が揺れた。
by hanako_mama
| 2009-12-26 18:18
| 家族・健康