青春18で偕楽園に向かった
列車に乗って旅をするなんて夢にも思わなんだ・・・。なんて云いながら実はコレが使いたかった!
18=十八歳じゃない、今が青春のヒトすべてを指す。通年でなくて期間限定販売。
一枚 ¥2,300× 5 = 11,500円
例えば、松戸~水戸経由~袋田 3時間10分 ¥2,520(片道)
これは往復で ¥5,040 だが、18切符一枚 ¥2,300で行けてしまう。日本国中、24時間以内に行ける場所どこまでも行けてしまう。一人5回でも、5人が一回使用でもOK。
JRの回し者じゃないけど、これはお奨めです!
松戸 8時09分 勝田行に乗車し10時ちょっと前に偕楽園に到着す。
偕楽園臨時駅というのが正式名称、2月20日~3月22日までの土・日曜日 9:10~15:30 ←この時間に停車する下り列車限定で開設されている。
( ですから14日の10時ちょい前に当駅で下車し、11:56分の水戸行きに乗車した私達のなんとラッキーなこと!)
私達の訪れた14日は久方ぶりに晴れて暖かな日曜日。
偕楽園は、梅花鑑賞で意気投合した人々の群れまた群れであった。
帰宅してから、もらって来たパンフレットを読む、そうか、私達は水戸の梅まつりを見物に行ったのねと改めて振り返る。 ・・・それで良いと思う。
「けっこう毛だらけ猫灰だらけ!」
偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三大名園の一つといわれているんだもの、梅の花があるだけ- そんな観測は甘い。
こんなモノもありました
皆さん、さかんに指にお水をつけて眼に運んでました(笑)。
吐玉泉
井筒には
常陸太田市産出の
真弓石(大理石)が使われているそうです。
大理石だったのか・・・
もっと触ってくるんだった・・・
そして、偕楽園を造った徳川斉昭さんが ↓ ここで民とともに茶道を楽しんだという好文亭
偕楽園内の休憩所ですね。
説明書きには、「水戸武士の風格がただよう建築」とあった。
この<好文亭>という名前は梅の異名 「好文木」に由来し 「その三階の楽寿楼からの眺望は見事です。」
この日も大勢のお客さんが登って眺めを楽しんでましたね。私達はそれを眺めて喜んだ
さらに、こんな句碑も建っていました。
うん、わかりやすい。これは正岡子規がこの好文亭三階から眼下の梅林を眺めたときに、詠んだ句だそうです。
子規は、この好文亭に登った感想をこんなふうに書いてます。
「この楼の景色は山あり水あり、奥如と曠如とを兼ねて天然の絶景と、人造の庭園と打ち続き、常磐木、花咲く木のうちまじりて、何一つ欠けたるものなし・・・、余はまだ此の如き艶麗幽遠なる公園をみたることあらず」
この言葉をお借りして、撮った写真を下に置き、偕楽園を後にします。
つづいて袋田の滝に行くんですが、ほんとうに鈍行ですので気長にお付き合いくださいね。
by hanako_mama
| 2010-03-21 11:26
| 私の好きなもの