時の記念日に
近くの小学校の校長先生が書かれている 【 学校だより 】が、時々町会の回覧板についてきます。これは1週間まえの町会の回覧板から頂きました。
これを読んで、私の小学生の頃のことを思い出した。竃(へっつい:カマド) に薪をくべてご飯を炊くのが四年生くらいからの役目だった。朝食のまえには、家の前の道を竹箒ではいたりして自然と体を動かし、朝ご飯は粗末なものであったが美味しかった。我が家も息子たちが部活動に入るまでは、朝の台所は皆が動いて賑やかだった。最近の子ども達はどうなんだろう・・・ふと思った。
木々の緑がとてもきれいな季節となりました。ー 中略 ー
さて、6月10日は時の記念日、毎年このことを書かせていただいていますが、今年も時の大切さを考えてみませんか。起床から就寝までの流れは、それぞれの家庭で決まっているかと思います。仕事の関係で、朝方から就寝という方もいるかと思いますが、それでも一日のタイムテーブルは決まっていると思います。その時間が、子どもたちの生活に合っているでしょうか。
昨年は、体内時計は脳の親時計だけではなかった事を書かせてもらいましたが、実は、今問題になっている食事の時間にも問題がありそうです。この腹時計が乱れてしまうと、さらに体の中ではとんでもないことが起こります。今年は、それに付け足して、朝ご飯をおいしく食べるには、起きてすぐ食事をするのではなく、体を動かしてから食事をするとおいしく食べることができるという話しをしたいと思います。
昔は、「かまど」に薪を入れご飯を炊いてたので、炊き上げるまでには時間がかかりました。その間にお掃除をしたりとそれぞれが自分の仕事をして食事をしたのではないでしょうか。今はスイッチを押せばご飯が炊ける時代です。体がまだ起きていないので食欲なんて出るわけがありません。まして子ども達は起きてすぐ食事ということもあるかと思います。そうではなく、顔を洗い身支度を整えてから食べるようにしたら、体も起きて腹時計が動くかも知れません。朝ご飯は一日の活力です。
朝の光で「機械時計」に合わせて「脳の親時計」をリセットします。さらに「朝食を食べる」ことで同時に「腹時計」もリセットすれば、3つの時計を同時に合わせることができます。起床から就寝までの生活リズムをもう一度子どもと一緒に見直してみませんか。
早寝・早起き・朝ご飯を合言葉に子ども達の健康を大人がしっかり管理しましょう。
by hanako_mama
| 2010-06-16 10:32
| 家族・健康