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加賀の女(ひと)

昨日、金沢の眞理子さんからメールが届いた。

その最後の署名のところにhttpの文字が・・・。子ども夢フォーラムのホームページだ。
ブログを始めてからというもの http のような文字に敏感になっている。
そうか!ブログに書こう。彼女を紹介してみよう・・・・。

眞理子さんとのお付き合いは、かれこれ25年余り続いている。
そうだった。そんなに長い交わりがあったんだ。私たちは、石川県金沢市のとある団地内公園で知り合った。確か、家の息子達が3歳・1歳のころだったと思う。彼女のところは、お嬢さんが二人で、家の子供たちよりそれぞれ一つ年下の、そんな組み合わせだ。

九州の博多から金沢への転勤。それはある意味、精神的な「覚悟」が必要だった。
開けっぴろげで楽天的な風土から、日本海側の雪の金沢に移る。
金沢、若いころ旅への憧れを抱くことはあったが、まさかそこに住むことになろうとは・・・。子供たちの遊び相手はすぐに見つかるだろうか?相談相手になる母親は見つかるだろうか?そんな不安を抱えながらの金沢入りだった。

「遊びに来まっし・・」 と声を掛けられて、すぐに遊びに行ってはいけない。この土地の人はよそ者を「旅のお人」 と呼ぶんや・・・。引越し先のご近所のお婆さんが教えてくれたっけ。

重たい気持ちで胸が押しつぶされそうな、曇り空のある日。
公園の砂場で子供を遊ばせている私に 「お子さん、お幾つや?」 と声を掛けてくれた人がいた。眞理子さんであった。穏やかで優しい微笑(笑顔でなく微笑!)、物腰の柔らかさ。「あ、この人なら友達になれるかも知れない!」 私の第六感が働いた。それから毎日のように互いの家を行き来し、彼女の友人達の輪にも入れてもらってお付き合いが始まった。

ご主人は釣りの名人で私の夫も 「釣りのお師匠さん」 と呼んで親しくさせていただいた。母娘にピアノを教えたり、彼女からお料理を教わったり・・・。金沢・片町という繁華街に二人で飲みに行き午前様の帰宅も何度かあったね。・・・・などと、思い出話を綴るのではなかった。

加賀の女(ひと)_e0108126_1032449.jpg


平成の初めに私たちは関東に戻り、眞理子さんとは縁遠くなったように思われた。けれど、今思い起こせば彼女とは何度か上京の折に会っていた。何年か前にメールで 「子供たちの現状は大変なのよ」 と書いてきたことがある。あの公園時代から、彼女の、子供たちに寄せる思いというのは人一倍強かった。
チャイルドライン・いしかわを立ち上げて、子供たちの悩みを電話で聞くという事業を始めたことも聞いていた。あちこちの 「子育て講演会」 に招かれて話をしに行っていることも。

娘さんたちが成人になり自立した事で、彼女の活動範囲が一挙に広がったんだなと私は推察した。

学校の教師がどんなに頑張ったって、教師の力だけでは解決できない問題は山積みされている。
子供たちの声を聞いてあげる親たちは忙しすぎないか?
 幼い子供を抱える若い親たちが、悩みを相談できる場はあるのか? ・・・・・ 。 

出口の見えない大きな課題に対して、「子供たちが幸せになれるなら」 の熱い思いを抱いて活動をつづける真理子さん。頑張っているぞ~なんて肩肘張らずに、いつもにっこり微笑みかけてくる、そんな真理子さんを応援したい。

「ブログに載せたいのよ、子どもフォーラムを」 と携帯メールで送った返事に 「ぜひお願いします。ちなみに子ども夢フォーラムですから”をお忘れなく!」とあった。


頑張れ 眞理子さん~♪(*’-^)☆ 

by hanako_mama | 2007-03-07 11:59 | その他


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