上棟式って こんなだったね!
“上棟の餅まきをいたします。
ご近隣の皆さま、ぜひご参加ください。子どもたちもみんなで来てね!”
こんなチラシがポストにあった。
へぇ珍しいね、今どきの上棟式じゃ餅もおひねりも出やしないってのに。
行かにゃなるまいよ、というんでカメラを抱えて見に行った。
上棟式、これを昔は「建前:たてまえ」とも言ってたよね。
かなり昔、子どもだった人は首をウンウンと二回縦にふったはず・・。
私も小学生の頃は 「きょうはヨッチャンちの裏のうちが建前だと! 餅ひろいに行くんだっぺ?」と友だちを誘ってザルを持って参加したものです。
近所の畑が平たくなって、大工さんたちが土台を組み始めると もうすぐ建前だ→ 餅まきはいつごろか?という思考回路が働いたものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●上棟式 チラシの説明には・・・
建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、建物が無事に完成することを祈願する儀式です。
棟梁は、午前中に棟木をあげて、建物の一番高いところに五色の吹流し、弓竹の飾りつけ、お供えを準備する。弓竹の矢には、矢を鬼門に向けることで、鬼(魔)を弓の矢で威嚇して、建物に近づけない魔よけの意味がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
棟梁 は家の完成まで怪我や地震などの災いに遭いませんように。
建主 は今後の資金調達がつつがなく進み、無事に家が建ちますように。
工務店の上棟式かかりの人 は準備したお餅の数が少ないぞと集まった衆から不平不満の出ぬように。 神様に各人各様のお願いをすませます。(たぶんそうお願いしているな・・・これは私の想像^^)
“これから、おまえさんには苦労をかけるね。
雨の降る日もあるだろさ。
風の吹く日もあるだろさ。
金づちで叩かれたり、痛い思いもするだろう。
だけど挫けちゃいけないぞ。”
工務店のおじさんは、そんな声を掛けながら
お神酒をたっぷり注いであげました。
お集まりの皆さん、これから餅まきをはじめまーす!
そんなに遠くで見てないで、もっと近くまで寄って来てくださーい!
はじめはおひねり(お金)。次にお餅。最後にお菓子を投げて行きますよ~!
待ってましたーッ!
拾うとご利益(りやく)があるもんね。
餅まきは「建て主さんの喜びをご近所の皆さんにおすそ分けする」という意味と、「工事中は何かとお騒がせしますが宜しくお願いしますよ。」というご挨拶をこめて行う行事だったんですね。大人になってからはあまり目にする機会がなくなっていたこの儀式。
「ザルを忘れて拾いにいくと収穫は少ない。」
子どもの頃はそんな浅はかな知恵しか持っていなかったっけ。懐かしい思い出です。
前のおばちゃんが拾いそこねたのをすかさずキャッチする僕。
次に投げられるのは、もっと大きな餅かも・・・と期待して待つ人々。
ママはお餅をたくさん拾ったよ。
一つ、ボクに預けて また頑張ってくるからネ!だって。
つまんないなぁ。ぼく、ずぅっと待っていたら眠たくなっちゃったよ。
あら、ボクちゃん!ここに来た君には きっと良い運気が回ってくるわよ ♪♪
ご近隣の皆さま、ぜひご参加ください。子どもたちもみんなで来てね!”
こんなチラシがポストにあった。
へぇ珍しいね、今どきの上棟式じゃ餅もおひねりも出やしないってのに。
行かにゃなるまいよ、というんでカメラを抱えて見に行った。
上棟式、これを昔は「建前:たてまえ」とも言ってたよね。
かなり昔、子どもだった人は首をウンウンと二回縦にふったはず・・。
私も小学生の頃は 「きょうはヨッチャンちの裏のうちが建前だと! 餅ひろいに行くんだっぺ?」と友だちを誘ってザルを持って参加したものです。
近所の畑が平たくなって、大工さんたちが土台を組み始めると もうすぐ建前だ→ 餅まきはいつごろか?という思考回路が働いたものです。
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●上棟式 チラシの説明には・・・
建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、建物が無事に完成することを祈願する儀式です。
棟梁は、午前中に棟木をあげて、建物の一番高いところに五色の吹流し、弓竹の飾りつけ、お供えを準備する。弓竹の矢には、矢を鬼門に向けることで、鬼(魔)を弓の矢で威嚇して、建物に近づけない魔よけの意味がある。
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棟梁 は家の完成まで怪我や地震などの災いに遭いませんように。
建主 は今後の資金調達がつつがなく進み、無事に家が建ちますように。
工務店の上棟式かかりの人 は準備したお餅の数が少ないぞと集まった衆から不平不満の出ぬように。 神様に各人各様のお願いをすませます。(たぶんそうお願いしているな・・・これは私の想像^^)
“これから、おまえさんには苦労をかけるね。
雨の降る日もあるだろさ。
風の吹く日もあるだろさ。
金づちで叩かれたり、痛い思いもするだろう。
だけど挫けちゃいけないぞ。”
工務店のおじさんは、そんな声を掛けながら
お神酒をたっぷり注いであげました。
お集まりの皆さん、これから餅まきをはじめまーす!
そんなに遠くで見てないで、もっと近くまで寄って来てくださーい!
はじめはおひねり(お金)。次にお餅。最後にお菓子を投げて行きますよ~!
待ってましたーッ!
拾うとご利益(りやく)があるもんね。
餅まきは「建て主さんの喜びをご近所の皆さんにおすそ分けする」という意味と、「工事中は何かとお騒がせしますが宜しくお願いしますよ。」というご挨拶をこめて行う行事だったんですね。大人になってからはあまり目にする機会がなくなっていたこの儀式。
「ザルを忘れて拾いにいくと収穫は少ない。」
子どもの頃はそんな浅はかな知恵しか持っていなかったっけ。懐かしい思い出です。
前のおばちゃんが拾いそこねたのをすかさずキャッチする僕。
次に投げられるのは、もっと大きな餅かも・・・と期待して待つ人々。
一つ、ボクに預けて また頑張ってくるからネ!だって。
つまんないなぁ。ぼく、ずぅっと待っていたら眠たくなっちゃったよ。
あら、ボクちゃん!ここに来た君には きっと良い運気が回ってくるわよ ♪♪
by hanako_mama
| 2007-04-07 08:07
| 観戦 大好き