息子の学園祭
息子の大学の学園祭は、去年初めて見に行った。大学の陶芸同好会で焼き物をしているという。我が子を褒めるのもナンですが、彼の焼いたものを一目見た時から彼の作品が気に入ってしまった。そろそろ、文化の日というので今年の日程を聞き、さっそく出かけてきました。
中学・高校時代は陸上部で、走るのが仕事だった彼が 何ゆえ焼き物をしているのか、私には分かりません。大学で陸上を続けて「箱根路」を走るはず(?)だった人が、何ゆえ心理学を学ぼうと思い立ったのか・・・それすら母親の私には今でも理解できない。ま、それは置いといて・・・。
久しく、学園祭という光景を忘れていた私にとっては、去年同様、驚きと興奮、若さへの羨望のようなものを感じさせられた一日だった。昔むかし、彼らと同じ年齢だった頃の学園祭は<学園紛争>真っ只中で、どこの大学構内にも立て看板がズラッと並び、拡声器を持った学生達がさかんに息巻いていた時代だったな・・・。
そんなことを遥か彼方の記憶の中から思い起こしつつ、カメラを向けてみた。あの時代と、今の彼らの時代の重なり合う部分がどこかにあるのだろうか?・・・・そんなことを考えながら。
校門のところで、彼の友人に紹介される。「あ、この人 僕の母親です。」 へぇ あなたも大人になったもんだわ。数年前までは 「来なくていいからね!」と冷たく言い放っていたのにね。
まっ先に、陶芸同好会のバザーへ向かう。ここで、会員にも紹介される。いきなりだったので、かなり照れくさかったです。彼のお奨めの皿などを手にとって、色合いや感触を確かめる。去年より進歩しているな・・・。素人の私にもすぐに分かった。
これ、僕は良いと思ってるんだ・・・。
結構、人気があるんだ、僕の作品。。。
「この白いの、綺麗でしょう?」
「あ、中のピンク色が綺麗に出ているね。」
ほかのメンバーの作品も、買ってあげてよ。
うん、写真を撮らせてくれる?それからね・・・と言っておきながら彼のだけを買って帰ったのでした。
思わず微笑みたくなる作品たち。彼らの思いが伝わります。
女の子が焼いたのかもね・・・。可愛い~です!
お孫さんが聞いている。
「お婆ちゃん、決まったの~?」 このお婆ちゃん、熱心に手にとって見比べていました。
学園祭は昨日からだったから、僕の出品の皿はほとんど昨日売れちゃった!
あら、じゃあ今日来ても良いのはないのね?
いや、今日 窯から出してまだ値がついていないのがあるんだ。
「言い値でいいから、買ってください!」 それを買ってきて家で写真を撮りました。
上のお皿は、色合いがちょっと違うんです。口惜しいな・・・カメラマンの腕が足りぬ~。
下のは、プレゼント用に彼が選んでくれたお皿。私も気に入りました!
下の動画は、中央舞台で披露していたテコンドー「跆拳道」部の速蹴り。
演技も動画も早く終わった!北斗の拳~ライダーキック!もありました。
写真をたくさん撮りました。学園祭の様子をお楽しみくださいね!
by hanako_mama
| 2007-11-04 07:56
| 私の好きなもの