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ひらがなだけのし


ふゆのさくら



おとことおんなが

われなべにとじぶたしきにむすばれて

つぎのひからはやぬかみそくさく

なっていくのはいやなのです

あなたがしゅうろうのかねであるなら

わたくしはそのひびきでありたい

あなたがうたのひとふしであるなら

わたくしはそのついくでありたい

あなたがいっこのれもんであるなら

わたくしはかがみのなかのれもん

そのようにあなたとしずかにむかいあいたい


たましいのせかいでは

わたくしもあなたもえいえんのわらべで

そうしたおままごともゆるされてあるでしょう

しめったふとんのにおいのする

まぶたのようにおもたくひさしのたれさがる

ひとつやねのしたにすめないからといって

なにをかなしむひつようがありましょう

ごらんなさいだいりびなのように

わたくしたちがならんですわったござのうえ

そこだけあかるくくれなずんで

たえまなくさくらのはなびらがちりかかる





上の詩は、同郷(茨城)の新川和江さんのものです。ほかの詩人同様、彼女の詩にもメロディを付けたくなる詩がいくつかある。「わたしを束ねないで」 は合唱曲になっているし 「鬼ごっこ」などはシャンソンにしても良いんじゃないか、と思わせる。
さてこの「ふゆのさくら」 女声3部合唱、でなければあの 神田川風に歌ってみるのも面白いかも。演歌じゃぁ、ん~ちと重たすぎるかなと。
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by hanako_mama | 2009-03-04 08:50 | 私の好きなもの | Comments(0)

大きい声では言えないが, 小さな声では聞こえない


by ふうちゃん
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